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2011年1月11日 (火)

桔梗だより 平成23年1月号

十二月の陰陽會の祭典および行事

十二月二三日 天皇御誕辰奉祝祭

十二月二四日  大正天皇多摩陵遥拝式執行

十二月三一日   師走大祓式・除夜祭斎行

 師走大祓式・除夜祭斎行

一月の陰陽會の祭典及び行事予定

一月一日   歳旦祭

一月三日   元始祭

一月七日 昭和天皇武蔵野陵遥拝式

年頭に当たり     陰陽頭 舊事希軍

新玉の年の始めにあたり、謹んで皇室の御安泰を寿ぎ奉り、大御代の弥栄と皆様のご繁栄、ご健勝を心よりお祈り申し上げます。

昨年は寅年であるため、保守政権による政権奪還の希望を託しておりましたが、残念ながらその気運の高まりを見せることなく、一年が過ぎ去ってしまいました。

本来、寅年は何かと人騒がせな年と言われていますが、国内にあってはこれといった目立った大きな保守的な動きは無く、新しい年を迎えることになりました。

強いて人騒がせであったことと言えば、尖閣沖での支那漁船による我が方の海上保安庁の巡視船二隻に体当たりすると言う暴挙に出たことが挙げられます。

これは支那が寅年(侵略や領土拡大に着手するのに適した年)あるという事を利用して虎視眈々と狙っていた尖閣諸島侵略を目的とした事象の一つであります。

その後の顛末は周知のとおりでありますが、我が民主党政府による腰砕け外交の結果、支那は尖閣諸島を実効支配するべく果敢に漁業監視船と称する大砲を積んだ軍艦を出没させ、自国の領土であると主張し始めました。

さらに露西亜はこの日本政府の支那との弱腰外交を見るや否や、それまで行われたことのない露西亜大統領による北方領土視察を敢行し、自国の領土であるとアピールをした始末です。

そしてその後、北朝鮮による南朝鮮への砲撃によって、極東亜細亜は一気に緊張が高まり、アメリカは北朝鮮に対する抑止として黄海に原子力空母ジョージワシントンを派遣しましたが、実質的には北朝鮮の背後にいる支那への睨みを利かすためであったと考えらます。

このような軍事的な緊張状態の中で、我が国政府がどこまで国益を追求した対策をとることが可能なのか、非常に懐疑的であります。

国家が滅びに至るのは洋の東西を問わず、外圧によるよりも内部から崩壊してきたことは歴史から学んできたところであり、今まさに日本がその岐路に立っています。

戦後六十五年を経て、GHQによる日本解体を目論んだ占領政策をはじめ、左翼的な思想の浸透により、愛国心も道義も失われ、今や己の保身を考えるのみの個人主義、利己主義の塊のような人間が我が国の総理大臣になるまでになってしまいました。

一年三か月前に熱狂的な国民の支持を得て誕生した民主党政権は、その化けの皮が次々と剥がれ、無様な醜態を国民の前に晒しながら、猶も一度手に入れた権力は絶対に手放さないという考えのもとに、右往左往しております。

けれどもこの民主党の有様は、現代日本の縮図とも言えるでしょう。多くの日本人は愛国心も国家の独立心もその気概を失っております。このような人々が住む国が亡びに至る道は早く、その国の魂も伝統も失った国は既に国家とは言えないのです。

このような危機的状況に生命を吹き込み、国家たらしめる道があるとすれば、我が国の精神的基盤となっている惟神の道を取り戻すこと以外にありません。

個人から家庭、社会、国家に至るまで、天の道理に従って生きるならば、必ず天佑神助のもと、国家再生の気運が高まり国家はその息吹を吹き返すことでしょう。

今年は『辛卯(かのとう)』です。『辛』の年は植物が枯れてこれから新しい世代が生まれようとする状態を表しています。

さらに『卯』は「兎」であり、方位は東、春に東から吹く風が

「東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花」の菅原道真公の歌で知られる東風です。

東風は万物を育成する風、清風とも呼ばれます。また「兎の上り坂」と言う言葉もあります。

昨年から諸事混迷を極めてきた我が国が、この気運とともに国家再生の道のりを歩み出し、清々しい東風を受け、ピョンピョンと坂を上るのが得意な兎にあやかり、経済も政治も前向きで躍進する一年になるよう願ってやみません。

今年一年をより有意義に飛躍させるためには、常に「浄明正直(じょうみょうせいちょく)」つまり、『きよく、あかく、ただしく、なおく』の心人間本来の性質を心掛けることが大切であります。

常に自らが「浄明正直」であれば、そこには調和が生じます。

調和には不調和なモノは近寄ることは出来ません。

不調和とは、争いや不況、病、死などの穢れから生じる事象です。

その不調和を克服する鍵は「浄明正直」の心掛けと祓いです。

常に穢れを祓い(浄化)、心身ともに清浄に保つことが最も重要な事柄であります。

國民もつねにこころをあらはなむ みもすそ川の清き流れに

(明治天皇 御製)

ですが病気などの不調和な状態になってしまった時には、その原因である穢れを出来るだけ早く祓い去ることが事態を好転するきっかけになります。

様々な穢れは、もともと陰陽道の方術によって祓いを行う事で、浄化していました。これらの祓いは人生儀礼や季節の行事として今も尚、行われています。

陰陽道の方術によって様々な穢れを祓う事で、生体エネルギーを補充し、明るい未来をイメージするなどポジティブな想念を強く描く事で、必ず、事態を好転させる事ができることでしょう。

本年は昨年にも増して愈々ご祭神のご加護を頂かれまして、益々お健やかにお過ごしになられますことをご祈念申し上げます。

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