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2016年9月23日 (金)

平成28年9月22日 第11回例祭・晴明桔梗まつりを斎行致しました

平成28922日、第11回例祭・晴明桔梗まつりを滞りなく斎行出来ましたことを、心より御礼申し上げます。

国家の安泰、皇室弥栄、世界の平和、神恩報賽並びに例祭ご参加の皆様のご健勝とご発展をご祈念申し上げました。

偏に会員の皆様の御敬神の賜と衷心より感謝致しております。

 

祈 願 詞

  本日迎えましたこの佳き日に、第十一回例祭晴明桔梗まつりの厳しき祭典を恙無く斎行仕りますに当り、偏に大神達の御神慮の賜であります事を深く肝に銘じ、心からの感謝の詞を奏上致します。 
 
本年四月十四日午後九時二十六分、熊本地方は震度七の大地震に見舞われ、その後も相次ぐ大きな余震が続いたことで、熊本城をはじめ熊本地方は壊滅的被害を受けるなど、国民は五年前の東日本大震災を髣髴とさせるような大きな衝撃を受けました。
 
また今年は台風一号の発生が七月三日と大変遅く、昭和二十六年の統計開始以降二番目に遅い第一号の発生となりましたが、七月下旬以降は台風や熱帯低気圧の発生件数が高く、二十四日から三十日にかけての一週間で台風が三個も発生した上、八月中旬には太平洋北西部に三個の台風が同時に存在し、その内の台風十号は観測史上初めて東北地方の太平洋側に上陸し、北日本に豪雨被害をもたらしました。
 
更には八月中旬から九月にかけての間、東北や北海道は暴風雨や豪雨に見舞われたことで激甚災害に指定されるなど、今迄経験した事の無い被害を蒙りました。
 
昨年に続いて今年もまた、列島各地で豪雨による被害が続出しております。
 
その様な中、NHKは七月十三日午後七時のニュースで、天皇陛下が、天皇の御位を皇太子殿下へ譲位のご意向を宮内庁の関係者にお示しになられていると報じました。
 
この突然のニュースに、国民は衝撃と動揺を隠す事が出来ず、聖上の御真意かどうかを含めて、数多くの論客がそれぞれの意見を展開しておりましたところ、七月三十日には「八月八日にお気持ちを表明される」との報道が為され、八月八日午後三時にビデオメッセージと云う形式で、玉音放送が為されたのです。
 
今上陛下はこの玉音放送の中で、天皇が高齢となった場合に国民の象徴としての公務を滞りなく遂行するにはどうするの が良いか、国民の理解を得たいと仰せになりました。
 
戦後、日本国憲法の下で初めて即位された今上陛下は、「象徴としての務め」を模索し続けられ、祭祀よりも公務を優先するように位置付けられ、今日に至った上での「お気持ちの表明」であり、本来「現御神」としてのご存在であられるべき天皇のお立場との整合性を採ることの困難が滲み出るお言葉であったと拝察申し上げます。
 
本来であれば、現行憲法下であっても「摂政の冊立」を以て、聖上の激務を皇太子殿下がお支えする事が可能である筈ですが、譲位の強いご意向をお示しになられた事で、政府は「期限は設けない」としながらも、有識者会議を設置して譲位に向けての法整備を進める準備を始める意向を示しました。
 
国内に於いては相変わらずグローバリズムに基く経済優先、個人主義の傾向が蔓延し、先人が守り伝えてきた日本人の神道に基く敬神崇祖や深い精神性を取り戻そうとする日本復古の動きは殆ど影薄く、国外に於いては隣国北朝鮮による相次ぐ核実験を始め、支那の南シナ海、尖閣付近への不穏な動きが鮮明となり、遠く英国では国民投票によってEU離脱が為されるなど、世界は大きく動き始めています。
茲に於いて私共会員一同は、皇室の御安泰、國體護持を祈念致しますに併せて、祓ひによって明浄正直を心掛け、世の為人の為に尽力出来るよう、各自の為すべき責務を果たすことに思いを致したいと存じます。
 
そして此の国家の非常の秋に際し、ご祭神のお導きとご加護とを先ず請い祈み奉りたく存ずるものであります。何卒この衷情を聞こし召されて優渥なる御神助を垂れ給いますよう祈り奉ります。

 平成廿八年九月廿二日

 陰陽道陰陽會 会員代表

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