桔梗だより

2011年2月26日 (土)

桔梗だより平成23年2月号

月の陰陽會の祭典および行事

一月一日 歳旦祭を斎行致しました

 

一月七日昭和祭を斎行致しました

一月十一日 成人祭を執行致しました。

一月廿日 恵比寿祭を執行致しました。

二月の陰陽會の祭典および行事

二月三日   追儺式・節分祭 執行

二月十一日 紀元祭 斎行

二月十七日 祈年祭 斎行

平成の開国!?、TPP

菅内閣に於いて突如、「平成の開国」と称してTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への参加を検討すると意気込んでいます。

しかしながら、このTPPを推進させようとしているのは、アメリカであります。これはアメリカの年次改革要望書によるものであり、民主党が誤りであったと称しているところの「郵政民営化」にあっても、この米国年次改革要望書によるものでありました。

年次改革要望書とはアメリカが自らの国益の為に我が国に対して、規制緩和やその他様々な要求を示しているものでありまして、その反対に我が国もアメリカに対して要望書を出していますが、我が国の要望は大抵大したことをアメリカに突き付けてはいません。

今回問題となっているTPPに関しては、あまり詳しくないため、当会の名誉会員でもある国際政治アナリストである藤井厳喜氏のブログにて、詳しくご説明頂いているので転載させていただきます。

TPP危機の深層と国益防衛―菅首相・前原外相の利己的売国外交(動画付) http://www.gemki-fujii.com/blog/ 投稿日:2011,01,23

 TPPに私は大反対である。
一言でいえば、TPP加盟は日本の国益に反するからである。
 少々詳しく言えば、第一に、日本の製造業の輸出促進には全く役に立たない(期待に反して)。
第二に、日本の農林業を更に荒廃する事は目に見えている。(花粉症ももっと酷くなるw) 
第三に、加盟国間では人的移動が大幅に自由化されるので、知的労働者(医師等)を含む移民労働者一般の日本に対する流入が日本人の雇用を奪い、社会的問題を引き起こす事は目に見えている。
 TPP交渉中の国家が9カ国と言っても、最大の相手はアメリカである。
TPP
の名に隠れて日米市場を例外なく完全に経済統合しようというのがアメリカ側の隠された意図であろう。
日米間では製造業の貿易では既に自由化が進んでおり、TPPを締結しても、日本からアメリカへの輸出は増大しない。
 アメリカ以外のTPP交渉国は皆、小国ばかりで、日本からこれらの国への輸出が急増する可能性も全くない。
既に貿易取引をしている国々ばかりである。
 アメリカとの交渉でいえば、FTA(自由貿易協定)の締結に向けてジックリと国益を踏まえた交渉を続けていけばよい。FTAでは、例外措置等も許されるのである。
 菅首相は突如、極端な対米依存を始めている。鳩山前首相が親中反米路線を取り、東アジア共同体推進等に走り、更に沖縄の米軍基地問題を散々に悪化させてしまった事への反動であろう。
しかし、アメリカからの圧力で闇雲にTPPを推進する事は、日本の製造業にも農業にも社会全体の安全の為にも全くならない。 「開国か、鎖国か」というのは全く誤まった問題提起である。
日本は貿易国家として既に相当の開国政策を取って来た。
現状維持でも鎖国をしているとは、とても言える状況ではない。
 日本の国益を増進する為にどの部分を開国し、どの部分を鎖国して日本の国民の安全を守らなければいけないかを具体的に個々の産業分野ごとに厳密に考えていかなければならない。
 既にWTO主導による貿易自由化一辺倒の流れは挫折しており、貿易の自由化が常に国益の増進に結び付くという1980年代までの過去の法則は最早、存在しない。
 ここにきて前原外相が対北朝鮮交渉で怪しい動きを見せている。
又、アメリカ・サイドでも、菅首相や前原外相をおだててTPPを推進させようというような戦術的な動きがみられる。
ワシントンの日本専門家たちが次期首相候補としての前原外相に興味を示す事が多くなってきている。
これは明らかに前原氏を利用して、元来、反米親中の民主党政権に揺さぶりをかけようという動きであろう。
 前原外相の側も、こういったアメリカの底意が分かっているのか、妙に最近、はしゃぎ過ぎの体である。
 前原外相は、「北朝鮮との個人的なパイプがある」とアメリカ側にも明言しているようである。
日朝関係は、小泉首相の訪朝直前のような妖しげな雰囲気となってきた。
 前原氏以外にも、拉致問題を一挙に解決しようなどという妄想に踊らされて動いている輩(政界ブローカー)が暗躍しているようだ。北朝鮮は前原外相のような単純な頭脳の持ち主が相手に出来るような存在ではない。
余計な火遊びは事態を益々悪化させるだけである。

以上の様に全く国益に反したものでありますので、各社大手マスコミなどに踊らされることの無いよう、注意が必要であります。

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2011年1月11日 (火)

桔梗だより 平成23年1月号

十二月の陰陽會の祭典および行事

十二月二三日 天皇御誕辰奉祝祭

十二月二四日  大正天皇多摩陵遥拝式執行

十二月三一日   師走大祓式・除夜祭斎行

 師走大祓式・除夜祭斎行

一月の陰陽會の祭典及び行事予定

一月一日   歳旦祭

一月三日   元始祭

一月七日 昭和天皇武蔵野陵遥拝式

年頭に当たり     陰陽頭 舊事希軍

新玉の年の始めにあたり、謹んで皇室の御安泰を寿ぎ奉り、大御代の弥栄と皆様のご繁栄、ご健勝を心よりお祈り申し上げます。

昨年は寅年であるため、保守政権による政権奪還の希望を託しておりましたが、残念ながらその気運の高まりを見せることなく、一年が過ぎ去ってしまいました。

本来、寅年は何かと人騒がせな年と言われていますが、国内にあってはこれといった目立った大きな保守的な動きは無く、新しい年を迎えることになりました。

強いて人騒がせであったことと言えば、尖閣沖での支那漁船による我が方の海上保安庁の巡視船二隻に体当たりすると言う暴挙に出たことが挙げられます。

これは支那が寅年(侵略や領土拡大に着手するのに適した年)あるという事を利用して虎視眈々と狙っていた尖閣諸島侵略を目的とした事象の一つであります。

その後の顛末は周知のとおりでありますが、我が民主党政府による腰砕け外交の結果、支那は尖閣諸島を実効支配するべく果敢に漁業監視船と称する大砲を積んだ軍艦を出没させ、自国の領土であると主張し始めました。

さらに露西亜はこの日本政府の支那との弱腰外交を見るや否や、それまで行われたことのない露西亜大統領による北方領土視察を敢行し、自国の領土であるとアピールをした始末です。

そしてその後、北朝鮮による南朝鮮への砲撃によって、極東亜細亜は一気に緊張が高まり、アメリカは北朝鮮に対する抑止として黄海に原子力空母ジョージワシントンを派遣しましたが、実質的には北朝鮮の背後にいる支那への睨みを利かすためであったと考えらます。

このような軍事的な緊張状態の中で、我が国政府がどこまで国益を追求した対策をとることが可能なのか、非常に懐疑的であります。

国家が滅びに至るのは洋の東西を問わず、外圧によるよりも内部から崩壊してきたことは歴史から学んできたところであり、今まさに日本がその岐路に立っています。

戦後六十五年を経て、GHQによる日本解体を目論んだ占領政策をはじめ、左翼的な思想の浸透により、愛国心も道義も失われ、今や己の保身を考えるのみの個人主義、利己主義の塊のような人間が我が国の総理大臣になるまでになってしまいました。

一年三か月前に熱狂的な国民の支持を得て誕生した民主党政権は、その化けの皮が次々と剥がれ、無様な醜態を国民の前に晒しながら、猶も一度手に入れた権力は絶対に手放さないという考えのもとに、右往左往しております。

けれどもこの民主党の有様は、現代日本の縮図とも言えるでしょう。多くの日本人は愛国心も国家の独立心もその気概を失っております。このような人々が住む国が亡びに至る道は早く、その国の魂も伝統も失った国は既に国家とは言えないのです。

このような危機的状況に生命を吹き込み、国家たらしめる道があるとすれば、我が国の精神的基盤となっている惟神の道を取り戻すこと以外にありません。

個人から家庭、社会、国家に至るまで、天の道理に従って生きるならば、必ず天佑神助のもと、国家再生の気運が高まり国家はその息吹を吹き返すことでしょう。

今年は『辛卯(かのとう)』です。『辛』の年は植物が枯れてこれから新しい世代が生まれようとする状態を表しています。

さらに『卯』は「兎」であり、方位は東、春に東から吹く風が

「東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花」の菅原道真公の歌で知られる東風です。

東風は万物を育成する風、清風とも呼ばれます。また「兎の上り坂」と言う言葉もあります。

昨年から諸事混迷を極めてきた我が国が、この気運とともに国家再生の道のりを歩み出し、清々しい東風を受け、ピョンピョンと坂を上るのが得意な兎にあやかり、経済も政治も前向きで躍進する一年になるよう願ってやみません。

今年一年をより有意義に飛躍させるためには、常に「浄明正直(じょうみょうせいちょく)」つまり、『きよく、あかく、ただしく、なおく』の心人間本来の性質を心掛けることが大切であります。

常に自らが「浄明正直」であれば、そこには調和が生じます。

調和には不調和なモノは近寄ることは出来ません。

不調和とは、争いや不況、病、死などの穢れから生じる事象です。

その不調和を克服する鍵は「浄明正直」の心掛けと祓いです。

常に穢れを祓い(浄化)、心身ともに清浄に保つことが最も重要な事柄であります。

國民もつねにこころをあらはなむ みもすそ川の清き流れに

(明治天皇 御製)

ですが病気などの不調和な状態になってしまった時には、その原因である穢れを出来るだけ早く祓い去ることが事態を好転するきっかけになります。

様々な穢れは、もともと陰陽道の方術によって祓いを行う事で、浄化していました。これらの祓いは人生儀礼や季節の行事として今も尚、行われています。

陰陽道の方術によって様々な穢れを祓う事で、生体エネルギーを補充し、明るい未来をイメージするなどポジティブな想念を強く描く事で、必ず、事態を好転させる事ができることでしょう。

本年は昨年にも増して愈々ご祭神のご加護を頂かれまして、益々お健やかにお過ごしになられますことをご祈念申し上げます。

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